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再び、直島へ
「アート思考」の扉を開き、
そしてそこにあったフレームワークには
手を出さず(笑)
そうか!
今の私と【Cell ラボ】はアーティストなんだ!
だから「アート」でいいんだ!
だって
今は「アート思考」のような、
アートなフェーズなんだもん♡♡
きっとそのうち「デザイン」が
湧いてくるんでしょう♪
「アート思考」を知った私は、
さらに割り切ってこのプロセスを
楽しめるようになっていました^^
ここで重要なことは、
私が「アーティスト」で
【Cell ラボ】が「アート」ではない、
ということです。
お互いが「アーティスト」であり
ともに「アート」になっていく、
ということなのだと思います。
実は、
大阪梅田の地下ダンジョンを
楽しんだあの日、
「数学する身体」という本との出会いもありました。
若き数学者による、身体性を伴う「数学」。
そこには、
【Cell ラボ】にとって
めちゃくちゃ大事なエッセンスが
ふんだんに盛り込まれていました。
こういった領域のことを探究しながらも、
「脳科学」や「意識」といったことには
あまり興味がもてず、
きっといつかタイミングが来るのだろうと
楽しみにしていたのですが…
【Cell ラボ】にとって最も大切なものは
「脳科学」でも「意識」でもなく
「情緒」だった、ということがわかったのです。
次はその探究を綴りたいと思っていました。
ところが、
直島旅の記事で少し触れていたように、
7月下旬に「SANAMANE」での
バケーションワークのために
再び直島を訪れました。
たった一週間の滞在だったのですが、
まさしく今こそタイミングだったのだと
天の采配に心から感謝する旅となりました。
【Cell ラボ】とともに進む
アーティストとしての私の、
人生観をも含めた「点」たちが
この旅で「線」になったような気がします。
天の計らいは粋すぎる!!
…というわけで、
この旅の記憶がより鮮明なうちに
ここに綴ってみたいと思います。
********
今回の旅の目的は、
直島にあるグランピング施設
「SANAMANE」でのバイトでした。
海外からのインバウンド観光客が
右肩上がりの直島は、
7月時点ですでに繁忙期。
朝は朝食の時間にはじまり、
各グランピングの
シーツ回収からのベッドメイク、
清掃をしてお迎え準備完了。
巻貝サウナの「SAZAE」も
念入りにお掃除してお迎えに備えます。
テキストで書くのは簡単ですが、
この炎天下での力仕事はとっても大変!
でもやっぱり最高♡♡
無心でベッドメーキングをしたり
ひたすら掃除をしたり、
メンバーの皆さんと声を掛け合って進めていきます。
名前しか知らないのに、
一緒に作業をしているうちに
打ち解け合っていく。。
特に身の上話もしていないけど、
気さくで優しい敏腕マネージャーさんを
中心に穏やかなムードが漂います。
炎天下で動き回って
絞れそうなほどの汗が噴き出るのですが、
不思議なほどに疲れに重さがありません。
長めの中休憩のあいだに、
島のなかにあるカフェに行ってみたり
アートを見に行ったり、
滞在先のファミリーと遊んだり…。
夜はディナーのセッティング、
ディナーとキャンプファイヤー中に
お客様とコミュニケーション。
お客様の半分は海外の方です。
あ~もっと英語が話せたら!
という歯がゆい気持ちながら、
でも、なぜかちゃんとお互いの
心は通い合うから不思議です。
カフェでのバイトでも感じるのですが、
海外の方、とくに欧米系の方の
「なにかを湛えたような」アイコンタクトは
本当にそれだけで通い合うものがあります。
“ こりゃ言葉がないほうがいいな ”
と英語を学び直さない言い訳をこしらえます(笑)
そんなこんなで、
あっという間に一日が終わります。
心地よい疲れを感じながら、
直島の家族のもとに帰ります。
そうそう、
もちろん巻貝サウナの「SAZAE」も堪能しました♡

前回の滞在では、服を着たままでの
お試しサウナ体験でしたが、
今回はちゃんと水着で入浴。
夜の静けさのなかで、
瀬戸内海の波音だけが聴こえてきます。
「SAZAE」のなかで、
天井に向かって横たわっていると、
お母さんのお腹のなかにいる赤ん坊のような気分になってきます。
なんとこのサウナ、
サウナなのにてっぺんの開口部から
外気が入り、夜空を眺めることができます(驚)

この画像は日中のものですが、
夜はもっと胎内感を感じることができます。
“ 外はどんな世界なんだろう… ”
とお母さんのお腹のなかにいる
赤ちゃんになったつもりになります。
同時に、
「0」から「1」の道中にある
【Cell ラボ】になったつもりで
“ どんなことを思いながら
発露しようとしているんだろう ”
と想像を巡らせます。
炎天下での力仕事からの、
静なるサウナ体験。
心からの満足感とともに、
滞在先のファミリーのもとに帰ります。
「無」には「すべてがある」
直島の夜空には、
本当に絵に描いたような
「満点の星空」が広がります。
仕事終わりの帰り道、
そんな夜空を眺めながら
ふと足が止まります。
*******
私は、
「無」からものを考える姿勢を大切にしたいと思っています。
だからこの【Cell ラボ】でも
同じことを大切にしています。
その「固定化」された
【Cell ラボとは?】
「知識」や「情報」に根差して
ものごとを考えることもときには必要です。
その姿勢が「有」からものを考える、
だとすれば
この【Cell ラボ】では
「無」からものを考える姿勢を大切にしたいと思っています。
目に見える「知識」や「情報」
「証拠」や「エビデンス」ではなく、
日常や世界をとりまく
目には見えない「なにか」を観ようとする姿勢です。
けれど、
この「無」という表現が
はたしてこのことを示すのに
ふさわしい言葉なのか、
少し改善の余地を感じていました。
「アート思考」を探究した、
このときの記事では、
こんなふうに書いていました。
本というものは、
「有」からではなく「無」から知る
情報源・ソースとしてとても魅力的で
最早手を出したくはなるのですが、
それもちょっと「有」から知る感じがしてしまうのです。
まずは「無」から探ってみたい。
まずは、特定の文脈の「外」を探りたい。
「アート思考」という
「有」から知ってしまうと、
“ 誰でも使える、わかりやすい ”状態で提供されてしまいます。
実際に「アート思考」も現場では
もれなくフレームワーク化されています。
「有」から体験や実践をはじめるのも
また一興なのですが、ちょっと物足りません。
とっても美味しいお魚を、
飲み込むだけでいい “ つみれ ” の状態で
提供されてしまった感じがします。
ほとんど咀嚼もしなくていいし、
皮をはがしたり骨を抜いて身をほぐしたりしなくていい。
とっても楽ちんです。
でもそうすると
「部分」は美味しく頂けるけど、
「全体」をみることができません。
体系としての「全体」をみることは
できるかもしれないけど、
そこから漏れでたものや、
その境界線の「外」にあるものを見逃してしまいます。
これを読み砕いてみると、
「無」には「なにもない」どころか
「無」には「すべてがある」という気がしてきますよね。
なんで私は、
「すべてがある」ということを
「無」という言葉で表現するんだろうと思ってしまいます。
直島でのある夜、
満点の星空を仰ぎ見ながら
とても大事なことに気づいたのです。

そうか!
私が「無」と表現しているのは
「無限」のことだったんだ。
その説明を差しはさまず、
「無」と「有」と表現するのは
ちょっと言葉足らずなのかもしれません。
そんなわけでこんなところで補足です。
*******
満点の星空は限りなくどこまでも広がります。

この写真一枚では
「無限」がわかりにくいのですが、
「有限」を示してみるとわかりやすくなります。
この「無限」に、
「有限」を表現するとこうなります。

この対比をみながら、
「アート思考」の例に立ち戻ると…
「有」から知るというのは、
体系化・フレームワーク化された
この緑の枠内(アート思考)にダイレクトに触れるということです。
一方の
「無」から知るというのは、
あるがままの「すべてがある」状態から
「それ」を観ていくということです。

前回の「デザイン」探究のなかで、
このイメージ↓を右方向から覗いてみたとき…

こんなふうに↓みることができると綴っていました。

「アート」に内包された「デザイン」です。

「無限」の中にある「有限」。
「有限」に支配され、
「有限」慣れしてしまった私たち。
でもやっぱり、
この世界には「無限」の可能性があるんですよね。
そのためには、
「無限」からの創造が肝になるのだと
あたらめて思ったのでした。
*******
・・・だけど!
今の日本に蔓延する、
「債務」という借金を前提としたお金が
「無限」に増えるこの仕組みは勘弁して欲しい…。
「無限」の一言では、
眺める定点によって解釈に誤解が生まれそうです。
その定点(文脈)を越えていきたい
というのが深い願いなのですが^^;
「無限」に種類があるとしたら・・・
数量的「無限」、
平面的「無限」、
空間的「無限」、
概念的「無限」…
【Cell ラボ】が大事にしたいのは
概念的「無限」なのかな?
このあたりはもう少し探究が続きそうです。
それまでは、
とりあえず「無」でいきます^^
「アート」な天才デザイナー
直島を再訪する少し前、
「アート思考」の探究から
「デザイン思考」に触れていました。
これが、日常という空間から
聴こえてくる【Cell ラボ】の声です。
少しずつ「見えない領域」のアートが
完全なる「0」からにわかに「1」に
近づきつつある今、
「デザイン」というものに辿りつきました。
これは、
そろそろ「デザイン」としての
なにかが見えてくるよ、ということ。
ところが、
この探究に至るまで
「アート」と「デザイン」の違いすら
ちゃんと知らなかった私です。
「デザイン」というものと
少し馴染んでみないといけません。
宇宙という名の現実はすばらしいもので、
ちゃ~んと「デザイナー」との
出会いを用意してくれていました。
*******
このバケーションワーク中に
滞在先としてお世話になったのは、
前回の旅でガイドをしてくれた
直島に移住した友人ファミリー。
実際に会うのはなんと今回が2回目で、
それで一週間も滞在するというのだから
我ながらなんとも図々しい。。
とは思いながら、
なんだかこの滞在に
「何かありそう」と感じていました。
本当に直感というものは
不思議なもので、
感じとっているのは
心なのか頭なのか、
まだよく知らない友人ファミリーに対して
深い信頼を寄せていることを自覚していました。
一週間もある!
と思っていたのも束の間、
お仕事をしながらの日々は
本当にあっという間でした。
たった一週間だったけど、
この直島で
まるで家族のように過ごした時間は、
このファミリーを通して
「天」なのか「宇宙」なのか……
そこと深くつながれる時間となりました。
友人夫婦も
かつてはビジネスに精をだし、
本当に純粋に「ビジネス」こそが
世界に平和と調和をもたらすと
思っていたと話してくれました。
旦那さんは、
なんと天才デザイナー。
私のなかで
まさに激アツトピックだった
「デザイン」。
特に、
この【Cell ラボ】としては
「アート」に内包された「デザイン」に
注目していました。
まさしく、
この旦那さんこそが
アーティスティックなデザイナーさん
だったのです。
「アート」と「デザイン」の概念のちがいを
知ったばかりの私にとって、
なにがどうアーティスティックで
どこがどうデザイナーなのか、
正確に言葉にすることはできません。
けれど、その在りようや
その言葉から感じる感性そのものが
「アート」に内包された「デザイン」を
彷彿とさせるものでした。
世間一般でいっても
「成功」を絵に描いたような生活を
送っていたにも関わらず、
「ビジネス」が本当に世界を望ましい方向に
導くのか…という問いに逆らうことができず
現在は直島に移住し、
今は「ビジネス」からは距離を置く生活を送っています。
話しているうちに
同い年であることが判明し、
その人間としての器のちがいというか
なんというかに、些か恥ずかしい気持ちになりました(笑)
そんな旦那さんの志に
信頼と応援を送り続けたいと願う
優しく知性溢れるパワフルなママもかつては
ビジネスマインド全開で生きていました。
二人ともがそんなビジネスマインドから、
ここにシフトされていました。
そんな二人の体現ぶりに私は本当に
尊敬の気持ちがおさまりません。
そこにはあらゆる葛藤があるだろうし、
お子さんを抱えながらであれば尚更だろうと思います。
けれども、
こうも思いました。
お子さんがいるからこそ、
“ この子たちが生きていく世界が
真実に近しいものであって欲しい ”
という気持ちも、よりひと潮なのだと。
******
海辺のピクニックに出かけたとき、
そんな天才デザイナーであるパパに
「しばちゃんはなんのために生きてるの?」
という問いを投げかけられました。
私も日々、
それと向き合って過ごしているし、
ある程度はこの問いに答えられる
言葉も持ち合わせているつもりでした。
こうした問いを投げかけられるのも、
初めてどころか何度かありますが、
その問いと深く対峙している人から
投げかけられると、
より真摯に答えたいという気持ちが溢れ
持ち合わせの言葉のどれもが
それにふさわしいと思えず、
日頃の探究はいずこへ…と思えるほど
すぐに答えられませんでした。
小さなお友達♡ のクイズ
この直島で家族になったファミリーには
3人の可愛い子どもたちがいます。
末っ子ちゃんはまだ生まれたばかりで
なかなか一緒に遊ぶことができませんが、
お姉ちゃん、お兄ちゃんはもう元気いっぱい。
151種類時代のポケモンしか知らない私に、
今は1000種類の以上のポケモンがいることを
教えてくれたり(笑)
とっても楽しい時間をともに過ごしました。
小学生になったばかりのお姉ちゃんとは、
本当のお友達のように仲良くなれて…
直島でできた、小さなお友達です♡
絵本を一緒に読んだり、
銭湯に行ったり、
手をつないで散歩をしたり…。
さがしっこ絵本「ミッケ!」には、
楽しい絵のなかにたくさんのものが
隠されています。

でも、この絵本には「答え」がありません。
「これじゃない?」
「え~ちがうんじゃない?」なんて、
あぁでもないこうでもない言いながら
(たぶん見つけるよりそれが楽しい。笑)
いつまでも「ミッケ!」に没頭したり…。
ある夕食どき、
小さなお友達がこんなクイズを出してくれました。
「私のパパはデザイナーなんだよ。
なんのデザイナーだと思う?」
私は真剣に答えるつもりで
「うわ~なんだろう?!
会社のマークとかかな?
よく社長さんとお話したりするよね?」
としばらくは自分で考えてみるのですが…
結局、
正解には辿りつかず
悔しい気持ちはありながら、
小さなお友達に正解をたずねます。
…なんだと思いますか?(笑)
正解は、
「おえかき」のデザイナーでした。
なんか、
子どもの感性ってすごいですよね。
この答えに、
私は感動してしまったのです。
あまりに感動する私に、
パパとママがビックリしてしまうくらい(笑)
実際に、
この天才デザイナーであるパパが
全霊を投じているのが、
Big Picture 2039 というプロジェクト。
「アート」と「デザイン」が
なんたるかという、
先入観がないからこそ、
あるがままのパパの仕事をみて
「おえかき」のデザイナーという言葉が
でてくるんですよね。
小さなお友達には
教えてもらうことばかりでした。
to be cotinue…