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「ちがうままで存在し合う」
この転換期真っ只中を、
どうラボるか?
前回の記事では、
その在り方について
「独立系」と「組織系」を探究していました。
そんななか、
2023年8月後半から9月にかけて
私のなかで「独立系」と「組織系」が
ひとつになっていくような流れが起こっています。
それぞれのフィールドでの学びが
このタイミングで統合されているような感覚です。
「みんな」でできる唯一のこと、では
確実に「みんなで」できる唯一のことは、
「ちがうままで存在し合う」こと。
ということについて探究していました。
この夏の終わり、
Human Potential Lab=HPLにとって
大きな節目となるプロセスが起こりました。
これまでは
運営会社としての
「Human Potential Lab」と
自律分散型コミュニティとしての
「Wisdom Commons Lab」と、
ふたつの名称によって棲み分けがなされていました。
後者のメンバーシップが、
これまでのコミュニティにはない
自律分散型の「無重力空間」を保てるように
前者の運営会社がその「社会的責務」を果たす、という構図でした。
それがこの度、
ブランディングにおける統一感や
社会的インパクトを意図した一歩として
「Human Potential Lab」に
一本化されることになりました。
この変更に際しての
意思決定やその提示プロセスに
メンバーそれぞれのなかで揺れ動くものもありました。
そして
緊急対話会が開催されるに至ります。
― 自律分散型と云いながら、
やっていることはヒエラルキー的
在り方と変わらないのではないか。
このコミュニティはいわば方舟。
だから沈めたくない。
完璧と思えるロジックで進むプロセスに
自分たちが望む未来はあるのか?
このコミュニティが言行一致するためには
既存の考え方を抜けなくてはいけないのでは?
空間や世界の捉え方ごとちがってくるはず。
システムを変えていかないと
大切なことをそうできない。
「平等に」とはちがう。
ヒエラルキーが悪いわけじゃない。
正直なところ危機感すらなかった。
消費される感覚に安心できない。
国(=大切なもの)を守るために戦争が起こることもある。
本気で「二元論」を抜けだすタイミング。
そのスケールアップを求めるスピード感は
どこから生まれるものなの?
組織の消失とともに、
このつながりも消失するものなの?
その夢も理想も野望も大事にしたい。
健全とかじゃくて、
ポンコツにうん〇も漏らしていきたい(笑)
・・・「コミュニティってなんだっけ?」
を問い直すような少し重ためな今回のトピック。
メンバーそれぞれから出てくる
意見や感触もさまざまで、
ときには率直でストレートな言葉もでてきます。
でも、
この対話会そのものがとても豊かな場でした。
一人ひとりが真摯に、
自分の心や身体に生じている
揺らぎや感じていることを伝え合いました。
意見そのものには真逆と
思われるものがあっても
それをお互いが尊重し、
大事にし合おうという空気感がきちんと存在していました。
「ちがうままで存在し合う」こと。
これは「組織」だとやっぱり
難しいのだろうかと考えを巡らせていた矢先のこと。
この対話会では、
「ちがうままで存在し合う」ことが実現していたのです。
個人的にとても嬉しかったのは、
特に運営メンバーが、
(コミュニティメンバーでもあります)
「この組織のために」を目的にせず、
それぞれが大切にしたいことを
ちゃんと大切にできていたことです。
必要な人たちに
必要なコンテンツを届けたい、
ただそれだけ。
一人ひとりが大切にされる
コミュニティを創りたい、
ただそれだけ。
その場として、
Human Potential Labという会社が
ふさわしく、
それが結果「組織のため」になっている、
という循環が生まれていました。
組織のために犠牲になっている人が
いなかった。
それだけでも大きな安堵感がありました。
********
なぜ、
コミュニティが苦手な私が、
このコミュニティには存在し続けられるのか?
対話会で一人ひとりのメンバーの声を
聴きながら思いを巡らせました。
この場が面白いのは、
こういうトピックを扱うのに
男女比率がトントンで、
ふんわり女子までちゃんといること(笑)
特定の思想や
イデオロギーに依った発言がないこと。
そして気づいたことは、
ここには「リーダー」はいるけれど
「カリスマ」や「インフルエンサー」がいない。
それに追従する「フォロワー」もいない、
ということでした。
そしてもうひとつ。
「人」とつながろう
という意識はあるけれど、
「人脈」とつながろう
とする意識を持つ人もいませんでした。
さらには
「知っている」だけではなく
「やっている」人たちの集まりなのだとも気づきました。
一人ひとりがそれぞれの「眼」で
ちゃんと世界を観ていて、
そのうえで感じていることや
考えていることを表現している。
それに対して批判やジャッジもありません。
それぞれがちゃんと自分の足で立って、
そのうえで手をつなごうとしています。
事業の存続のために
間違いのなさそうなロジックや
スピード感に駆られることももちろんある。
でもその一方で
本当に大切なことが見落とされていないか。
そんな違和感をちゃんと言葉にして
伝え合える。
「わからない」もちゃんと伝え合って、
受けいれあって進んでいける。
だからといって
「こうしたほうがいい」という代案が
いきなり言葉として表現されうるものでもない。
だってこれは本当に「実験」だから。
もしもこの「実験」の場が、
頭数だけどんどんスケールアップして
財政的に安定していったとしても
そのときに失われているものは大き過ぎるように思いました。
「ポスト資本主義」を目指しているとはいえ
「資本主義」の一部である、というのは事実です。
けれど、これは本当に慎重に進むべきで、
今「ウェルビーイング」という領域は
ビジネスとしてもフロンティアです。
「未開の市場」としても、
この領域は注目されています。
それに甘んじて迎合の加減を誤ると、
“本質を欠いた大箱”と化してしまう。
そんな可能性も潜んでいることを
忘れてはいけないなぁ、とあらためて思ったのでした。
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この対話会によって、
あらためて私自身の願いと
コミュニティメンバーの願いの源泉は
同じだと認識することができました。
そしてこのようなフェーズで
ちゃんと向き合って対話できる、
それは「愛」がないとできないことで
なによりもの財産です。
今は少し、
葛藤や焦りを抱えやすいフェーズには
いるけれど、きっと大丈夫。
既にこの在り方を実践できる
メンバーが集まっている。
それは他でもない
「リーダー」のBeingによるものだと思いました😊
「コラ忘年会」開催✨
そんな対話会を経て、
さぁそしたら次の一手として
どんな行動ができるか?
本来、
「次の一手」としての行動は
いらないのだろうなとも思います。
自分にとって
大切なコミュニティの岐路。
なにかできることはないか、
とついつい考えてしまいますが、
正直なところ
「宇宙に生きるパーツ」としての生命に
全霊を懸けたいのが本音です。
「組織のために」を原動力に
動くことはもはやできない私です(笑)
さぁどうしたものか、
と思案していたところ…
対話会の翌日にひとつのミーティングの約束がありました。
それは8月も後半のこと。
「手放す経営ラボラトリー」の
コミュニティリーダーからの
突然のメッセージでした。
HPLメンバーでもある
コミュニティリーダーとは、
メンバーシップ発足当初、
「シンク・バディ制度」という
毎月ランダムで行われる1on1で
組んだことが最初のご縁でした。
原則毎月シャッフルされるのですが、
任意で継続してもOKだったので
結局5か月くらい1on1をしていました。
そこから約1年近くの時を経てのメッセージ。
「HPL」や「手放す経営ラボ」などの
進化型組織を目指すコミュニティ界隈で
共創する『コラ忘年会』をしたい!
というインスピレーションがあったとのことでした。
そして久方ぶりのミーティングで
『コラ忘年会』について対話していきます。
何度も対話を重ね、
「信頼」を前提につながっていた人が
そのインスピレーションを伝えてくれる。
話せば話すほど、
「今」なのだと感じざるを得ませんでした。
コミュニティの文化やその土壌、
メンバーカラーはちがえど、
そこに集う人たちには
「恐れから愛への転換」という共通した願いがあります。
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さまざまな領域で
ひとつのマイルストーンとされる
「2025年」。
そこに向けて「2024年」をどう過ごすか?
一人ひとりのBeingが
この転換期に大きな影響をもたらすのは間違いなさそうです。
そんな「2024年」を迎える、
「2023年」の年の瀬をみんなで
過ごそうじゃないか、2023人で!
というのがこのコラ忘年会の目論見です。
手放す経営ラボが提唱する、
MIKANシステム
(みんなでお金を管理するシステム)が
国のお墨付きをもらったり、
HPL/WCLが「HPL」としていよいよひとつに
統合されるタイミングで
濃厚で意義ある対話会が立ち上がったり…。
この進化型コミュニティ界隈に
大きなうねりが訪れる今こそ、「ひとつ」になろう。
この流れは、
「恐れから愛へ」を願う人たちの想いが
真実であるからこそ生まれたものだと思いました。
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「HPL」の名称一本化には、
社会的インパクトへの意図も含まれます。
個人的には
その意図に一定の理解はありますが、
そもそも「社会的インパクト」の定義が
私の中では曖昧なままであったことに気づきます。
そういえば私は、
「社会的インパクト」に
あまり良い印象を持っていませんでした。
環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんは、
その若さも相まってとても著名ですが、
…険しい表情に極論的なパフォーマンス、
なかなかその在り方を心地よいとは思えませんでした。
でも、
今回のことがきっかけで、
「社会的インパクト」について考え直すことができました。
そうか💡
「社会的インパクト」は、
なにも外側になにかを訴えることだけじゃない。
内側で大切にしていることを
持ち寄り合うだけでも十分なインパクトなんだ。
全体からすればまだまだ少数派だけど(笑)
オセロの四隅にはこんなに同志たちがいる。
「恐れ」ではなく「愛」がベースにある
世界を願う人たちは間違いなくたくさんいる!
そんな原点回帰につながるような
気がしてきます。
「恐れ」に駆られそうになる今だからこそ
「愛」に振り直せる絶好の機会。
基本的にしっぽり派の私は、
スケールの大きな企画には
あまり反応できないのですが、
今回は心が先に動いていました。
それはきっと、
「文脈」ならぬ「コミュニティ」の垣根を越えた実験だから。
コミュニティを越境した
プロジェクトを通じて、
コニュニティ内のインフラ整備の
ヒントがあるかもしれない。
コミュニティ内の自治会メンバーの
土壌ができあがってくるかもしれない。
本当にこれもきっと、
天の采配。
頭で考えあぐねなくても、
「次の一手」はちゃんと用意されていました。
そして
この鼻息の荒いアナウンスに
集ってくれた皆さまとともに、
無事にキックオフ致しました♡(笑)
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余談ですが、
コラボ候補の「eumo(ユーモ)」代表の
お二人とのHPL主催のウェビナー対談が
このミーティング前日に開催されていた、
という絵に描いたようなシンクロもありました👀
ポスト資本主義社会をラボる 【マネー編】
vol.1 eumoの事例:共感資本主義社会のつくり方
(コラボ決定しました~👏)
「他者探究」=「自己探究」
これはもちろん、私個人としての
「宇宙とのコール&レスポンス」でもあります。
「独立系」と「組織系」
それぞれからの学びを経て
このプロジェクトに遭遇する…
「独立系研究者」たちの
在りように触れること(=「他者探究」)が
なによりも「自己探究」を深めてくれる、という経験。
きっとこの気づきは、
複数のコミュニティ(生命体)同士の
コラボレーションにもスケールしていくのだと思います。
このプロセスを辿ることは
【Cell ラボ】という「生命」を
インスピレーションとして投げた、
宇宙の意図への理解がさらに深まることにもつながります。
それでは、
前回に引き続き、
「体現者のBeingに触れる」
という最上の学びについて
再び探究していきたいと思います^^